お嫁入り道具

去年の10月。

親子でいらしたご婦人から、一台の古い足踏みミシンをお預かりしました。

若い頃からこのミシンを使って、様々なものを縫っていらした。
人から仕立を頼まれ、洋服を縫ってきた、まさにプロフェッショナル。

着物地などの古布を使った洋服も見させていただいたことがあったが、カミさんは絶賛してた。


 
もう、このミシンを使うこともなく、娘さんがお嫁に行くにあたって、それをドレッサーにして欲しいとのご依頼でした。

 

形も大きさも色も指定。
ナラ材を使って、全て組み加工で仕上げました。

 

ミシン脚のドレッサー

 

 

奥に背の高い化粧水などを置くために低くして欲しいということで。。。
その部分がちょっと難儀しましたが、収まりました。

上蓋の開閉金具は、その蓋が結構重いので、本当は油圧式でゆっくりと閉まるステーがあるのですが、大事に丁寧に使うための自分への戒めとして普通のものでいい、ということでした。

 

ミシン脚のドレッサー詳細

 

3ケ月も待たせてしまいました。
気に入っていただいてホッとしてます。

皆さん、古いミシンは捨てないように。。。

重心が低いので、かなり大きな板をのせれます。


立派なテーブルになりますよ(@^▽^@
 

 

 

 

 

男の隠れ家シリーズ 酒卓

以前、グループ展に「男の隠れ家シリーズ家具」として出展した古材ケヤキと花梨材の酒卓。

なんと、なんと20代後半?かな~、の若いご夫婦が買ってくださった。

先日、メールで自宅に置いてある様子の画像を送ってきて下さったが、それはそれは、うなるほどのセンス。
豪華とか、金かけてるゼ~、っていう自己主張ではなく、自分たちのライフスタイルをサラリと表現していて、それが確かに見ていても心地いい。

若い方々のセンスには学ぶべきことが、非常に多いです。

その酒卓をご覧になって、とても気に入ってくださったのですが、少し大きいということで、小さめのもの、というご注文です。

手持ちの材料をあちこちひっくり返して、唯一残っていた、ケヤキの古材の料理です。

この艶と形になるまでには、大変な根気が必要なのです。

■ウズクリで全面を
磨く、磨く、磨く。

■その後、#400~#800サンドペーパーで
磨く、磨く、磨。

■クボミの間まで、
磨く、磨く、磨。

■自分の手のひらで摩り、気持ちいい~~~、って感じるまで、
磨く、磨く、磨く。

■最期は、胡桃をガ~ゼに包み、たたいて潰す。しっとりと胡桃オイルが沁みだしてきて、そのガーゼで
磨く、磨く、磨く。

 

酒卓ゆえ、少し遊びのサプライズを。

えぐれた部分に
厚めの板を彫って、

回転式の小物入れ 
挽き出し式の小物入れ

中の彫りは、大雑把に。
ここをきれ~~い仕上げてはいけません。
どこまでも、手作り感を残して、酒の肴としての話題に。


お気に入りのぐい飲みなんぞ、入れてもらえれば(@^▽^@

別荘のすっきりした広いリビングにチョンと置いて楽しむとのこと。

 

 

和紙の壁

ギャラリーをオープンして早10年が過ぎました。

右も左もわからず手探り状態で、バタバタとオープンしたために、アチコチ、使いづらい部分がたくさんあって。。。

かと言って大掛かりな工事もままならず。

ただ、一番気になっている壁だけは何とかしたい。

商品を飾るために壁にピンを打ったあとが無数にできて、とても見苦しい。

3階建て店舗の壁全部に和紙を貼っていた東京の和紙専門の様子を見て、「これだ」と。

ワラ入りの和紙を大量に発注して、妻が夜な夜な糊付けして貼っていく。

最初は不慣れなところもあったようだが、日ごとに要領をつかんできたようだ。

作業しやすいように手袋までモディファイして。

私の作業場からサシガネやら抑えヘラやら、いろいろ道具を物色していく。

確かに、見ていても手際がよくなった。

そして、貼り方が綺麗になった。

最近が残業に突入。

夜10時頃まで頑張っている。

そして

 

「足、つってきた。。。。腰、痛い。。。。」と。

 

日ごろの鍛錬がない、

そして、歳。。。。。(^^;

 

カテゴリー: つぶやき — yabu 10:17 AM

枝の看板

ちょっとだけ、苦労しました。

何が、って。。。。

アルファベットの「a」と「e」に使う枝。。。

自宅に生えていたエゴの木の枝を11月に伐採し、
候補になる部分をストーブの傍で乾燥させておきました。

以前にもご紹介した近くにできたイタリア・レストラン。

ご主人が自分で作った石窯で焼くピザは絶品です。

お店のエントランスの木の壁に備え付ける看板です。

ラテラの看板

枝で作った文字はステンレス棒で浮かせました。

夜は下からスポットライトで綺麗に浮き立ちます。

仕上げはシ~ラ~の下塗り、その上に外部用塗料クリアーで仕上げ。

直接雨にあたらないので、腐食は大丈夫でしょう。

初めて作った枝の看板でした。

しばらく様子を見たいと思います。

作るのは意外に楽しかった。。。。。

ご注文、承ります。(#^O^#)